業務シーン

  • 製品設計・開発

DX効果カテゴリ

  • 効率化

これまでのスタイル

  • 新製品開発のたびに、一から設計。
  • ベテランは自分の経験を流用するが、新人は一から始める。

それによって困ること

  • 時間のムダ。
  • 同じ失敗。
  • 成長がない。
  • 新しい挑戦に取り組む余裕が取れない。

何故そんなことが起こるのか

  • 経験の積み重ねができておらず、OJTによる伝承のみ。

これからのスタイル

  • 製品の設計情報を再利用可能な形で構造化(BOM)
  • 設計時にはで部品単位で再利用

それによって得られる嬉しさ

  • 開発リードタイムの短縮
  • 全社で部品点数を削減

実践方法

簡易版

  • PLMソフトウェアを利用しないと実現が困難

PLMシステム

  • BOM管理機能はPLMの基本機能として備わっている。製品を階層構造に整理したオブジェクトの組み合わせで表現。オブジェクトはそれぞれ属性情報を持つことができ、設計情報を管理可能。
  • 要件(requirement)や製造情報(BOP)もオブジェクトの階層構造で表し、BOMとの因果関係を設定可能。これらの設計情報をオブジェクト単位で再利用することができる。
  • 設計計算のパラメータおよび計算値をオブジェクトの追加属性として登録し、設計計算のロジックをPLMに実装すれば、計算を自動化することも可能。この場合はカスタマイズが必要。さらに、ロジックが陳腐化した場合のロジックを修正方法についても予め検討が必要。