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業務シーン
DX効果カテゴリ
これまでのスタイル
それによって困ること
- 設備投資のムダ。製品の世代交代が早くなった現代にそぐわない。
- 未成熟な生産技術の適用による品質の低下。
何故そんなことが起こるのか
- 現場で手を加えた生産ラインの仕様が明文化されていない。
- そのため、目の前の設備はどの範囲の加工ができるのかわからない。
- 部署間の意地の張り合い。製品が新しい分、工程側も負けずに新しい生産技術を導入。
これからのスタイル
- 生産ラインの仕様(制約)をきっちりとデータ化。製品設計部門と共有する。
- 製品設計部門は既存の生産ラインを活用することを前提に製品を設計する。
- 制約からはみ出るとコストが上がることを認識する。(源流設計)
それによって得られる嬉しさ
- 設備の有効活用。償却済の設備をしゃぶり尽くして利益を得る。
- 使い慣れた設備の活用による品質の安定化。
実践方法
簡易版
- 設備リストと設備仕様表を作成。設備仕様表には、設備名、設置場所、ライン名、工程名などの基本情報の他、対応可能なワークサイズ、加工条件の設定範囲などを管理。現場での設備改善時には、改善実行前にプランとして設備仕様表の改定を行う。改善後は結果を記載する。
- 製品設計時には設備リストと設備仕様表を参照しながら設計を行う。
PLMシステム
- 現有資産(生産ライン、設備、治工具など)の仕様や状態を資産管理システム(EAM)で管理。PLMでは製品を製造するために必要な資産の仕様を管理。この両者を照合することで、全社の資産から製品生産に必要な仕様に適合する生産ラインや設備を検索や、自動引き当てが可能。